イサゴールの食物繊維で腸を元気に!

腸が不調ならイサゴールで回腸

快便のためには食物繊維が大きなポイントになる

ある大学の教授は、「堅く入り柔らかく出る。柔らかく入り堅く出る」という、ことを言っています。

これは、何を言っているのでしょうか?どんな意味でしょうか?

 

これは、つまり、やわらかい食物が多くなったことによって、出るほうはかたく(便秘) なっているというわけです。

まさに、その言葉どおりになっているのが日本をはじめとした先進国の食生活ではないでしょうか?

 

もちろん、やわらかい食物だけが便秘の原因というわけではありませんが、かなり的を得た表現でわかりやすいと思います。

明治時代には、「野菜必ず煮て食べよ、海草や塩魚は不消化であるからいけない。味噌汁、納豆、漬物などは腐りかけたもので食うべからず、豆腐、油揚、蕎麦、天変羅なども避けたほうがよい」といわれていました。

 

つまり、この時代には、食物の選択においてもっとも重要なことは、消化率だと考えられていたわけです。「消化の悪いものは不要」という極端な意見までありました。

 

当時の影響は今でもあります。たとえば、ある栄養学者は「玄米食を食べたときの排せつ量は、副食は同じでも、白米食を食べた場合の2倍も多かったという。この事実は、とりも直さず玄米食の消化吸収の悪さを証明している」と言っています。

このような記事の影響で、「玄米は消化が悪いのではないですか? 」という人がかなりいます。

ここ数年、「ダイエタリーファイバー」あるいは「食物繊維」という言葉をよく耳にします。

「食物繊維」は、第六の栄養素群として注目されています。なぜ、注目されるのか、ひと言でいえば、食物繊維の摂取量とさまざまな病気の関係が明らかになってきたからです。

食物繊維の働きの中で、もっとも注目されているのは、「抱水能(水を吸収してゾル状になる性質の強さ)」です。

 

便は、小腸から大腸へ入る液状の内容物が、結腸で水分が適度にとり除かれ、密度の高い状態になったものです。何らかの理由で水分の吸収がうまくいかない場合が下痢です。

逆に、腸の内容物の中に食物繊維が不足すると、内容物中の水分がとり除かれすぎて、便は小さくかたいものになります。

 

わかりやすくいえば、食物繊維はスポンジのようなものだと考えればよいでしょう。便の中に小さなスポンジがちりばめられていれば、水分は保持されることになります。食物繊維のこの砲水能という性質によって、はじめて腸内容物の容積を保ち、便のやわらかさを保つことができるわけです。

便のやわらかさというのは、水を飲んでもほとんど役に立ちません。食物繊維が十分にないかぎり、飲んだ水は腸から吸収されて、尿中に排泄されるだけです。

そして、便に適度の重量があることによって、直腸の壁が引っ張られ、それが引き金になつて筋肉は収縮を始め、トイレに行きたい、「便意」をもよおすことになります。

 

食物繊維が不足していると、便は小さくなり直腸の筋肉が充分な収縮を起こさないため、便意がおきず、便秘になってしまうわけです。

実際に、宇宙飛行士は特別な目的のために、食物繊維のほとんど含まれない食生活をすることがあるといいますが、5~6日は便通がなくなるといいます。したがって、栄養学者の話は、食物繊維がいかに大切であり、白米からでは十分な食物繊維をとることがむずかしいことをまさに証明しているともいえるわけです。

それを「玄米食の消化吸収の悪さを証明するもの」と結論を出してしまったところに、大きな誤りがあります。もちろん、食物は消化吸収されることが大切であることに変わりはありません。

問題は、消化吸収されにくい食物や食物繊維が無用であるかのように考えられてきたことにあります。その結果、現在の食生活は、あまりにも食物繊維が捨てられている食物だらけになっています。

 

ただし、最近は食物繊維だけが特別に重要であるかのごとく、食物繊維飲料などというものが売られていますが、あまり賛成することはできません。大切なことは、食物繊維を意識してとることではなく、食物繊維が捨てられている食物をなるべく食べないようにすることなのです。

その中でも、未精製の穀類をとることが何よりも大切です。肉や牛乳、乳製品中心の洋風の食生活では、トイレの時間が長くなるため、トイレも足のしびれない、腰掛け式の洋風にしなければならないことは、いうまでもありません。

ご飯&味噌汁で原点回帰などを読むとやっぱり日本人は、玄米とお味噌汁を必要としているように思えてなりません。

せめて朝食ぐらいはこうしたメニューで腸を元気にしてあげる方向で食習慣を見直したいと思います。